ハノイ、ビンフック出張(後編)
先発チームリーダー青野とハノイ市内にて合流。
先発チームの報告を受けて次の課題を確認。
ハノイ市内ではフォワーダーでもあるKONOIKE VINAを訪問し、輸出入のコードやライセンスについてのレクチャーを受ける。
先発のリーダー青野が訪問し、いくつかの依頼していることの回答をもらうため、日系企業の工場を訪問。
その後今回の候補地の工業団地を管轄しているビンフック省の管理委員会を訪問。
ビンフック省は、ベトナムの首都ハノイの北部に隣接し、ノイバイ国際空港から省都ビンエンまで30分~40分の距離。
面積1371平方キロ、総人口約120万人。
国道2号、国道18号、ハノイ-ラオカイ-中国の高速道路などの道路はビンフック省を通過するため、ビンフック省は、ベトナム北部の主要経済区及び輸出入港へ容易に行ける場所に位置している戦略的位置となっている。
トヨタ自動車、ホンダ、ピアジオ等の二輪・四輪メーカーも数多く進出している。
ホンダやトヨタは独自の工場を建設しているけれども進出してくる中小企業のために数多くの工業団地が開発されている。
その工業団地を管轄している管理委員会の担当者を訪問。
(紫の部分が工業団地)
ヴィンフック省インダストリアルゾーンのマネジメントボードのディレクターであるグエン・コン・ロクさんとさんとお会いする。
工業団地はインフラを造成された、土地を賃貸して、工場設備等を自前で建設する方法と、工場家屋まで建設された建物をレンタルする方法がある。
事前のリサーチや、ジェトロの資料を参考にするも、データが古く、やはり現場で確認する事が大切と痛感する。
土地を借りるときは、約USD70~80/㎡という金額だがこれは45年から50年の金額。
つまり1万平米(約3300坪)の金額は45年で70万ドル、最近の円安で100円で計算すると7千万円。
1年分だと150万円→月13万円。安いように思えますが、家賃の支払いは全額を1年以内に支払わなければならず、分割も4回まで。
全ての工業団地の条件が同様かどうかはわからないが、これに、工場建設その他の費用を考えるとレンタル工場を区分使用する方がいいかもしれない。
今回訪問したKhai Quang工業団地では敷地のほぼ90%が埋まっているため現在土地の賃貸は不可。
最近建設された、レンタル用のスペースを案内される。
約1000㎡を日系企業が6月から使用する予定らしい。
レンタル工場も保証金と家賃2年分前払い。
ある企業は6年分を既に支払っているらしい。
最初の設備投資を考えると、単純に工場を移転させて進出するだけでなく、
新たなスキームを構築する必要があるかもしれない。
訪問を終えてハノイ市内に、、、
帰宅ラッシュにぶつかり、、バイク、バイク、、のなかに、、
反対車線にもすぐはいってくる車も
ハノイで運転は遠慮したいものです。
さあ、いよいよ「RYOHWA VINA co,ltd」の設立に向けて全てのお膳立ては整った。
現地パートナーQuangの迅速な対応、正確な情報収集能力については
今更ながら超人的能力と評価・絶賛!!
(報告:ベトナムチーム主任 藤井)