稜和INTL Topics

コンサルティングチームの活動日誌をブログ形式でお伝えして参ります。

ベトナム ハノイ出張レポート 

クライアントの新会社設立の最終打ち合わせのため、

531日から64日までハノイ入り。

2000
年台前半 第2次投資ブームが到来。
組立系製造業を中心に、中国を補完する製造拠点(チャイナ+1

としての、ベトナムが注目されました。

日系の工業団地も整備され、ハノイを中心とした北部に

製造大手が続々と進出。 
この動きは、リーマンショックの影響で一時的に停滞しましたが、
大きな流れとして、定着しています。


「現在は第3次投資ブーム」
外国投資法の再整備 07年のWTO加盟などにより、

幅広い業界からの投資が急増。
2020年の工業国の仲間入り」が ベトナムの国家目標です。

2010
10月にハノイで開かれた 東アジアサミットで発表された
「アジア総合開発計画」
2020年に向けての広域インフラを一体整備」

まさに  ベトナムを ハブにしようとする勢い。
何とも 鼻息のあらい  そんなベトナム

今回 我がチームがお手伝いするクライアントは、
現在 自社の商品の製造拠点を中国に構えているのですが
昨今の中国での人件費の急騰、円安の影響により
コストダウンを余儀なくされ、その結果、トップの決断として、
「一部の製造を、ベトナムで」 となった。

ベトナムへの日本へからの事業進出は
「共通投資法」 「統一起業法」のおかげで随分と

わかりやすくはなったものの
急速に進む法整備の副作用として、
地域や担当者によって法の解釈が相当違っていたり、
要求書類などが不統一だったりと、
まだまだ 凸凹道の状態。

 

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さて 今回の最終打ち合わせメンバーといえば
中国からの工場代表者、通訳、日本のクライアント、

我がチームのヘッド青野、チーフ藤井、

ベトナムチームリーダー クアン。
揃ってのミーティングというより、様々な角度からの議論百出。

まさに サミットながらの熱い議論であった。