西安リポート①
西安の店舗開店に向けてメニュー試作と物件視察のため西安入り。
800万人以上がいる陝西省の省庁所在の街です。
到着後、早速物件の視察です。
旧市街の商業施設。
人通りは多いのですが、ビルは1F部分の4店舗のうち3店舗のみ営業中。
うち2店は催事のようです。
広さは37坪とちょうどいいのですが、契約面積は1.8倍になります。
坪単価が2万円以上するので、実際の坪単価は3.6万円と大阪より高くなります。
最初の管理会社がリーシングに失敗したようで、管理会社が不安要素です。
同じく旧市街の空き店舗物件を見に行きましたが、共用通路の階段など整備が出来ていないようです。担当者に会うまでもないでしょう。
続いては中心地の南門、周りにはホテルも多く観光客の来場も期待できそうな物件です。国営の開発が関係しているだけに、管理会社のレベルは高いようです。
空いている物件を見ると、大きさも良いのですが、この物件は契約面積の65%が実際の広さです。こちらも実際の家賃比率が大きくなりそうです。
すでに開業している店舗のサービス教育はしっかりしているようです。
続いて、繁華街とハイテク開発エリアの中間地点の商業施設。
同じ商業施設のエリア内で、差があるように思える立地です。
有名なクラブがあったり、ファーストフードなども入っていますが、
空き物件のエリアは、金曜の夕方というのに人通りが見られません。
家賃はまあまあですが、この集客では不安です。
最後はこの5月1日にオープンする商業施設。
隣は中国銀行の西安支店が入居するビル。
1週間もないのに、本当に5月1日にオープンするのでしょうか?
ビルの前にはまだ壁が立っています。
物件サイズはちょうど良い場所と、少し大きめの場所が候補です。
こちらは契約面積が実面積。管理会社もビルを建てた会社なのでしっかりしています。
周辺は住宅地域とビジネスエリアの中間。新しい商業施設のためか
出店する店舗もそれぞれの業態の1号店を持ってきています。
条件が合えばこの物件が一番の候補でしょう。ただ新しいエリアなので集客に少し時間が必要かもしれません。
先日の物件が予定通り5月1日にオープンしたようです。
とても間に合わないと思いましたが、きっちり間に合わせてきましたね。
このスピードにはびっくりです。
オープンの様子。
藤井 記